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髪のフケの原因 突然フケが出る方に

 



突然フケの大量発生!原因は?

 

①紫外線


普段はフケで悩んでいないのに、「ある日突然フケが大量に発生してしまった」ということなら、そのフケは紫外線による日焼けが原因かもしれません。紫外線は、皮膚を酸化させ、肌のバリア機能を簡単に壊してしまいます。バリア機能が壊れると、肌は乾燥して荒れるため、フケが大量発生することに。長時間外出するときには、必ず帽子や日傘で頭皮を守るようにしましょう。また、頭皮用の日焼け止めスプレーを使うのも有効です。

 

 

②パーマ液やヘアカラー剤


パーマ液やヘアカラー剤の強い刺激によって頭皮環境が乱れ、フケが発生することもあります。パーマやカラーリング直後だけフケが発生し、日が経つにつれて症状が落ち着くのならあまり心配はいりませんが、もし症状が落ち着かないのであれば、パーマ液やヘアカラー剤が頭皮に合っていない可能性であり、そのまま使用を続けると、フケの発生だけでなく、頭皮の痛みや抜け毛になる恐れもある。一番良いのはパーマやヘアカラー剤の使用自体を止めることですが、難しいなら低刺激性の製品を扱う美容院を探し、施術前には事前にパッチテストをして肌にトラブルがないことを確認した上で施術を受けましょう。

冬の時期はフケが出やすい
乾燥はフケを起こすもっとも大きな原因です。とくに空気が乾燥しやすい冬は注意であり知らず知らずのうちに頭皮が乾燥し、フケが出やすくなります。乾燥によるフケの発生を抑えるには、頭皮用の保湿ローションを使うのが効果的です。中でもおすすめはセラミド配合のローション。セラミドは外気の湿度が下がっても、水分を持続的に保つことができる成分だからです。また、ローションを手やコットンで頭皮に塗布すること自体が刺激になることもあるため、ローションやタッチノズル式もしくはスプレー式ボトルに入っているものを選びましょう。

 

 

気にしすぎがストレスに


実はストレスもフケの原因になることがあります。人間はストレスを感じると交感神経が緊張し血管が収縮してしまいます。そして、血管が収縮することにより、頭皮に栄養を運べなくなるため、肌のバリア機能が壊れてフケが発生しやすくなります。そのため、フケを気にすることでかえってフケの症状を深刻にしてしまうことになります。あまり気にしすぎず、正しいシャンプーや頭皮ケア、規則正しい食事や十分な睡眠を心がけるなど、今できるフケ対策をしっかり行うことが大切です。

大量のフケ、脂漏性皮膚炎かも
大量に発生するフケ、もしかすると単なるフケではなく、脂漏性皮膚炎かも。脂漏性皮膚炎の場合は、皮膚科受診が必要です。以下、詳しく説明していきます。

脂漏性皮膚炎とは
脂漏性皮膚炎とは、皮脂の多い部分(頭皮や顔など)に多い炎症です。主な症状は、「赤みが出る」「かゆみが出る」「カサカサになる」「皮膚がめくれてくる」などで、これらの症状によってフケを発生させることがあります。放置しておくと、症状はさらに悪化し、皮膚から加齢臭のような臭いを発生させることもあります。


発症する原因


脂漏性皮膚炎を発症する主な原因は、マラセチア菌という癜風菌です。マラセチア菌は健康な人間の皮膚にも存在する菌であり、少量であれば炎症を起こすことはありません。しかし、皮脂に含まれる中性脂肪を好む性質上、皮脂が過剰に分泌される部分に集まって中性脂肪を分解し、その分解物によって皮膚を刺激して炎症を起こします。この炎症が脂漏性皮膚炎であり、発症することで先述した症状を引き起こすのです。フケが気になるなら、頭皮に触れてみてください。ベタベタするようであれば、皮脂が過剰分泌し、それによって脂漏性皮膚炎を発症している可能性があります。脂漏性皮膚炎は一度発症すると慢性化しやすく、放置していても自然に治ることはありません。


治療法


脂漏性皮膚炎の疑いがあるなら、すぐに皮膚科の受診をおすすめします。ステロイド外用剤がもっとも効果的であり、短期間で症状が穏やかになるため、最初に処方されます。ただ、頭皮や顔など、皮膚がデリケートな部分に発症しやすいため、副作用が懸念されるステロイド外用剤の使用は短期間とし、症状が落ち着いた後は、抗真菌外用剤や痒み止めの内服薬で様子を見ることになります。合わせて、皮脂分泌をコントロールする作用が期待できるビタミンBの内服を勧められることもあります。

 

 

まとめ


このように、フケはさまざまな要因から発症します。フケが気になるのであれば、まずやるべきことは、正しいシャンプーをし、頭皮に刺激を与える行動を控え、ストレスを溜めない規則正しい生活をすることです。これだけでも、症状は抑えることが期待できるでしょう。ただし、フケは脂漏性皮膚炎によって発症していることも考えられます。ただのフケだと思って放置していると、どんどん悪化してしまう可能性もあります。自己対策をしても改善が見られないようであれば、すぐに皮膚科受診をしましょう。